代表的な茶花

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万作(マンサク)

万作(マンサク)

名称は、枝に花をたくさん咲かせることから、また早春まっ先に花が咲くことからきています。秋には葉が紅葉になるので、照葉として使われます。

木瓜(ボケ)

木瓜(ボケ)

針のある花はすべて茶花としては禁花とされていますが、針をとり払って入れれば差しつかえないようです。

三椏(ミツマタ)

三椏(ミツマタ)

名称は、枝が三本ずつ分かれていることからきています。三月から四月に葉に先立って枝先に花を咲かせます。

翁草(オキナグサ)

翁草(オキナグサ)

花は鐘形で一つが頂生し、下向きに咲き、外面は白毛に覆われています。その白毛の密生して集まるさまが、老翁の白髪に似ているところからこの名がついたようです。

空木(ウツギ)

空木(ウツギ)

空木は風炉の花で、六月ごろに小さな白い花がかたまって咲きます。

苧環(オダマキ)

苧環(オダマキ)

四月上旬から五月上旬に花をつけます。花弁は長楕円形の淡青色、または白色のものもあります。

蛍袋(ホタルブクロ)

蛍袋(ホタルブクロ)

六月から七月に白色または淡紅紫色の大きな鐘状の花を下向きに咲かせます。

河原撫子(カワラナデシコ)

河原撫子(カワラナデシコ)

別名、大和撫子ともいわれ、古名を常夏といい、風になびいている可憐な姿は日本女性の代名詞であり、万葉の時代から秋の七草の一つに数えられています。

下野(シモツケ)

下野(シモツケ)

初夏に新梢の先に淡紅色の五弁の小花を、房状にたくさん咲かせます。下野の仲間も多く、白花下野、大山下野、朝鮮下野、裏白下野、源平下野などがあります。

桔梗(キキョウ)

桔梗(キキョウ)

清楚ななかにも気品ある青紫色の花を咲かせます。万葉の時代は「朝貌(あさかお)」と呼ばれていたとされています。

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